番外:スタレ3.1の覚え書き
喜べ青年。君の願いはようやく叶う────的な未来になりそうで怖い やめてね
今回情報量がすごかったのと、推しのモデルが予想していたものと違ってたのと、ホヨバースがとんでもない爆弾を投下したのでそのへんの振り返り
今回のホヨバース、尺いっぱいもらったおかげでひとりひとりを愛してもらおうとめちゃくちゃ丁寧にシナリオ書いてて良すぎる 全員ぶっ愛してやる
崩壊:スターレイル3.1開拓クエスト「始まりの門と終わりの玉座」に関するネタバレのオンパレードです
一部人によっては男×男カプに見えるかもしれない表現あり(+のつもりです)
ほぼ救世主と王の話
まずは我らが師のひとり、トリアンに哀悼を
そして我らが新たなる神王に祝福を
時系列順に話していこう
まずみんなで創世の禍心に集まったところから……選択肢に【42日くらいファイノンの姿を見ていない】ってあって笑っちゃった やめとけ
その後すぐファイノン救出兼モーディスお試しが始まったので、パーティはモーディス、サンデー、ギャラガー、記憶開拓者で組んでみた 現時点での最適と思われる過回復の申し子、虚く……羅刹はうちにはいないので、13歳に出てもらったよ
まず雑に強い!あと手数が思ったより多い、なのにSP効率が良いので燃費がとにかく良い オート適正Tier1なんじゃないかな……その分HP管理は結構大事 まあそれも(今回はお目にかかれなかったけど)自己蘇生持ちなのである程度は大丈夫だと思われる
自己蘇生持ちのせいで同じ不死設定の刃ちゃんが山岡さんの鮎状態になっちゃってるんで、そちらは今後あるらしい強化に期待
最初はまた丹恒と引き剥がされ(n回目)モーディスと『紛争』の試練の中で色々と見ていたんだけど……この時知らなかったとは言え、彼の友を見殺しにしてしまって……今までの経験上、アレは過去の写し鏡、あるいはニカドリーの練り上げた幻影以外のなにものでもないので、干渉は無意味と思ってのことだった…あの時ばかりは選択を誤ってしまったかもしれない
その後すぐ丹恒と合流して、『紛争』の気配が濃いという広場の方へ向かったらゴーナウスさんがいた…でも……『紛争』と融合してしまった彼はすっかり変わってしまっていて、それが結構ショックだった いや、元は彼の方が異常ではあったんだが…もしかするとキャスの囁きもその記憶から消えてるかもしれないと思って虚しくなった
そしてその時がやってきた……意外にあっさりしてたからそこまで引きずりはしなかったけどね
予告番組で全プレイヤーを絶望させた、ファイノンがモーディスを刺すシーン……
クリア後に見返すとかなり危ない位置だったからあの時無事に終われたことへ安堵しかない 刺されてなお、「見つけたぞ」と笑む殿下を見て、そうだよ俺らの王はこの程度じゃ音もあげねぇ!と盛り上がった カッコよすぎな…
ファイノンを連れ帰って休ませたけど、あいつ、手合わせ以外でモーディスを傷付けたことって多分なくて
「仲間を傷付けてしまった」という事実はかなり…モーディス曰くガラスのような心にはつらい経験だったんじゃないかと思う 覚えているかは我々の知るところではないからアレだけど
このまま連ねていくと2万字くらい行きそうだな! 大幅カットでお送りします
ではアナイクスについて 立ち絵紹介文でうおっおもしれー男やんけ……と思ったらなんか…絶妙に良い性格のをお出しされた感がある 神を冒涜は確かにしてたけど、それは全て人を愛するゆえのものだとわかって、なんだよコイツも熱血系かよ!(歓喜)になった
でもなんか……! かわいい助手に綺麗なお姉さんに美人な女神に囲まれて……! ずるくないすかこの人! それともなんだ ファイノンとモーディスの濃度をそれで中和しようってか!? 無理がある
続いてヒアンシー! かわいい〜! 俺!俺!俺俺俺俺がグレーたんだッ!! ホンマにいいこです
腕も良い……ただ今回はあまりストーリーにしっかり関わる感じじゃなくチラ見せ程度だったのでかわいいってことと聖人ってことしか言えねえ 私は弱い
あと味方ってわけじゃないけどフレイムスティーラー、略してフレスティくん
あんまり言いたくないけど……やっぱり彼はファイノン、あるいはファイノンの因子を持つ何かである可能性がすごく高い
この仮説が合ってるならファイノンは今、エレン・イェーガーと同じような運命を辿っていることになる しんどいなあ……
しかし仮説を裏付けるには十分なほどに証拠が揃ってるというか……
①イグサの香り
ファイノンの出身地・エリュシオンは、今回トリスビアスの母親から「イグサの茂る美しい村」と言及があった(明言がされたわけではなく、仄めかされた程度ということに留意)そして神悟の樹庭でフレスティを追う最中、ミュリオンが「強いイグサの香りがする」と言っていた
確かにフレスティは過去エリュシオンを滅ぼしたが、それはかなり前の話で、匂いがついただけというには無理がある
②神悟の樹庭の構造を把握している
これは後日談のサブクエストで判明したことだが、フレスティは神悟の樹庭の内部構造をかなり詳細に把握しているようだった
ちなみに私は3~4回訪れたがさっぱり意味不明だったので、数回下見に来たってレベルではないことが考えられる それこそ生徒として毎日通ってないと慣れない程度には難しかった
ちなみにファイノンは元生徒として通っていたことがある……
③剣筋が似ている
これは完全に私の独断と偏見に基づくものだけど、PV映像の中で剣を振り下ろすファイノンと、戦闘中必殺を放つ際剣を掲げたフレスティの姿が重なってしまった
大体こういう理由でフレスティとファイノンを関連づけておきたい
オンパロスがループしてるって説は大いにある……ループする度に再創紀へ至り、巻き戻り再構築され、潮が押し寄せた時に人々は何度でも『救世主』を求める……英訳はデリバラーになっちゃいるが、正味その在り方はメサイアに近しいものだと思う フレスティくんはその因果を絶とうとしているのかもしれない そうして、真にオンパロスを救おうとしているのかもしれない……まだ初期段階だから与太考察しまくっておくよ
あとはやはり、今回一番衝撃だったのは、前回紹介した運命の三つ子、トリスビアスのひとり……私が一番見た目が好きだったトリアン……と、お別れしたこと……辛い…
分かってたんすよ、3.0直前pvでも3.1pvでも入ってたシーンだし
でもあのセリフはないだろ……!! 彼女の「また明日」という言葉……
オクヘイマのマップに配置されたトリビー先生が、「素敵な言葉」と言ったそれだけは……!!
ストーリー中で、彼女がどんどんトリビーやトリノンと意思疎通できなくなって、思考が幼児へと退行して、物忘れがひどくなるのを確認する度に絶望した 長い間休まず使われた門の鍵が、劣化で先が折れて鍵穴の中へ取り残されてしまったかのようで……
またいつか会える日を、彼女の「明日」を待っている
我が神王、火を追う黄金裔がひとり、亡国の王子……モーディスは今回本当に最高にカッコよかった
ファイノンとの激アツな友情に脳焼かれたんだけど 私の脳はもうステーキとしてしか機能してないのでステーキなりに考えたことを書きます
まずは……忠臣ケラウトルスに思いの丈を打ち明けた場面 やはりモーディスとしては血で血を洗う伝統は不必要なものだと思っていて、クレムノスへ王が戻ればその捨てたかった伝統までがついてきてしまうから『紛争』を継ぐか決めあぐねていたらしい
それのせいでステュクスへと投げ入れられただけでなく、母を失い、父を殺すことになってしまったわけだしね……なんなら父を殺したことに関しては、結局今までの王と同じことをしてしまったという……
でも今回の掘り下げのおかげで、父オーリパンも同様に伝統を嫌っていたけど、それ以上に国を思う気持ちがあったからあの選択をしたんだとかがわかって余計に切なくなった
生命の花園で、ファイノンとモーディスが互いの過去について語らったシーンも良かった
光溢れる美しい庭園で重い話されちゃって、おれは…どうしたら……になったよ
ファイノンは今回、擬似的なものとは言え死を味わい、さらには友を傷付け、宿敵が現れたとの報を聞いたからメンタルぐちゃぐちゃだろうに…
ここでモーディスの5人の親友(ヘファイスティオン、ペルディッカス、レオンナトス、プトレマイオス、ペウケスタス)について語られたことで、彼のモデルがイスカンダルであると分かった そこを軸にアキレウスなどの要素を足してったわけだ
しかし…この話を聞いてからだと、3.0のファイノンの「君もそろそろ友人の1人や2人作ったらどうだい?」が割と地雷踏んでたんやな…って いたけど死んでるの普通に最悪だろ
それでも彼が、噂にも聞かぬほど秘められた話をわざわざ聞かせたということは、それだけファイノンを信用しているってことなんだよな
ケラウトルスに教えを乞う前のことなので、あの5人と孤独な王の苦難は、我々観測者を除いて、真実2人の間にしか分からないことになってしまった とんでもないことですよこれは
この会話の前の風呂バトルもヤバかった いきなり止まるんじゃねぇぞポーズ(後々笑い事じゃなくなりそう)を見せられたかと思ったら急にバーニャ!!までお出しされた なんだこれは(大困惑)
ホヨバースさんへ なぜ喧嘩を売る阿呆と売られた喧嘩を買う阿呆の息遣いを真っ暗な画面で聞かせてきたんですか? 怖いよ……最近当局の検閲に全力で抵抗してない……?
もうずっとあのくらいのバカやっててほしいのに、それが叶わないというこの辛さ、いかにかはせむ
この英雄2人の激エモ激アツシーンは列挙したらキリがない
弱点告げたシーンも…ただ「分かった」と答えるファイノンの表情が……ただでさえ不死の彼に死んで欲しくないなんて的外れな感情を抱いているってのに、あんなの本人に「俺を殺すのはお前の役目だ」って言われたようなものじゃないすか……
んでフレスティくんはなんでその話をした直後にモーディスの背中めがけて剣を向けたのかな
ファイノンが守っていなかったらどうなっていたか……やめてよ本当に……
この笑みがすごく良い 来ると信じていた顔登場があまりにもカッコよくて脳汁ドパった
モーディスもモーディスで「こいつならやってくれる」という信頼が感じ取れた 胸熱
なんだかんだで一番アツかったのは別れの場面
クレムノスをひとりで守り抜くと決めたモーディスが皆に別れを告げて、オクヘイマを去るところ……
残されるクレムノス人の面倒を見て欲しいという頼みに、ファイノンがモーディスの口癖に触れて、「君の民に、クレムノスの辞書には存在しない言葉がそんなに多いのかって聞きたかったんだ」と言ったんすけど
それに対しての返答が「クレムノス人の哲学は辞書如きに載らん」「だが…来世で機会があれば、俺の図書館に来ることを許可しよう」なのマジで良すぎてエーグルに撃たれたかと思った
整理すると、この返答は、"クレムノスの辞書"など初めから存在していなくて、言葉の抜けた辞書はモーディスの図書館にしかないということになる
しかしここで「来世」とわざわざ言ったということは、クレムノスの城に残るモーディスの私有書庫を指すのではなく、モーディスの頭の中を指していると考えられる
ざっくり訳せば「そんなものは初めからない。どうしても知りたいのなら、来世で俺に聞けばいい」になる
つまりは、彼の心の深いところに立ち入る許可を得たということ
そもそも、試練の前の庭園で過去を語り出した時から、メデイモスはもう救世主に自分の全てを許していたのかもしれない……こんなに美しい友愛があるか? 他のものにできたか?
その直後のやり取りも含めると、モーディスは今世で次ファイノンに会うのはオンパロスに暗黒の潮以上の危機が訪れたときか、己が暗黒の潮に侵され狂王と化したときだけというシナリオを描いていると分かる
もう戻らないと決めたからこそ、彼の最後を見ることはないと決めたからこその「最後まで生きろ」、ひたすらに戦友の無事を祈る「死なないでくれ」がただただ重く、じんわりと染み込んでくる……
今世でも幸せになれvs『紛争』も常春も神託もない穏やかな来世で幸せになれvsダークライ状態
助けてください、みんな狂っています とくにぶっちぎりの先頭を走る公式が……
思ったより互いへの理解度が高く、思ったより互いにやさしく、思ったよりもずっと美しい2人だった
来世ではどこかの……古くはオンパロスと呼ばれた場所か、はたまたエーグルの目も届かぬ天外の図書館にて、趣味でもない歴史書をぺらぺらと捲ったときに、かつての『救世主』がいつかの『守護者』に出会うことを切に願う
+α
モーディスはどうも10という数字に縁があるらしい
紛争の月が10月、弱点が第10胸椎、両親は初めて会ったときに母が父の剣戟を10試合の間受け止めたことで結ばれ、モーディス自身もファイノンと初めて会ったとき10日間にわたる激しい戦いをして移ろう火追いの旅に加わったそうだから
創世の責務から唯一解放される「生死を分かつ一瞬」が好きなファイノンからすれば、自分と10日間も命のやり取りをしてくれたんだからそら懐くわな……という印象 散歩で大はしゃぎする犬?
P.S. モーディスのためのチケットを160枚ほど貯めた
運命のいたずらで7人来ないかな(遠い目)
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